こんにちは!いずもです!
研究職への就職・転職を考えているけど、ネットで「研究職 やめとけ」といった情報があり悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
研究職は特定分野のスペシャリストとも呼ばれる仕事であり、就職できれば安定というイメージが強いですが、なぜ研究職の就職・転職はやめとけと言われているのか気になる人も多いはず。
そこで今回は、これから研究職に就職したいと考えている人へなぜ研究職への就職・転職はやめとけと言われているのか理由を紹介していきます!

こんな方におすすめ
- これから研究職へ就職・転職を考えている人
- 研究職はやめとけの理由を知りたい
- 研究職に向いている人の特徴を知りたい
結論から先にいうと、、、
研究職はやめとけの理由
- 研究以外の業務も多い
- 特定分野の経験しか積めない
- 1人で作業することがほとんど
- 研究を打ち切られることもある
- 就職するのが難しい
- 転職がしにくい

やめとけ(止めとけ)とは?
わかりやすく解説 - Weblio辞書
研究職への就職・転職はやめとけと言われている理由


研究職と言っても幅広い研究業務があり、研究する内容によって就職先も変わってくるのが研究職の特徴です。
研究職の種類
- 基礎研究
- 応用研究
- 開発研究
研究職の就職先
- 大学の研究室(基礎研究)
- 民間の研究所(応用研究)
- 国が運営する研究所
特に大きく違うポイントは、民間と大学の研究所では研究の種類が変わる点です。 大学の研究所では基本的に基礎研究を行う一方で、民間の研究所では応用研究をメインに行い、他社にはない製品やサービスを開発する業務を行います。
どちらも研究職と言われる仕事ではありますが、なぜ研究職に就職はやめとけと言われているのか調べたところ、以下の理由が上がっていました。
研究職にはやめとけの理由
- 研究以外の業務も多い
- 特定分野の経験しか積めない
- 1人で作業することがほとんど
- 研究を打ち切られることもある
- 就職するのが難しい
- 転職がしにくい
なぜこのような声が出ているのか、詳しく見ていきましょう。
研究以外の業務も多い
研究職への就職・転職はやめとけと言われている1つ目の理由は、研究以外の雑務が多く、研究に集中することができないと言われています。
特に民間の研究職に多く、研究以外の仕事で頼まれることが多いのが、定例会議や資料作成、実験室や装置の管理などの仕事で、本来やりたい研究の時間を作ることができないことがあります。
特に上司から資料作成を頼まれる研究職も多く、研究より資料を作っている時間の方が長いといった現象も起きてしまい、研究職としてのやりがいを見失ってしまうことから、研究職への就職・転職はやめとけと言われている理由の1つになっています。
特定分野の経験しか積めない
研究職への就職・転職はやめとけと言われている2つ目の理由は、特定の分野の経験しか積むことができず他の知識を得るタイミングがないと言われています。
研究職という仕事は、自社や特定分野でしか活用することができない知識を伸ばしていくことがほとんどなので、転職をしたいと思っても応用が利かず、苦労する人が多くいます。
この分野で一生研究職としてやっていくという人には研究職はおすすめですが、それ以外の人には将来性がないことから、研究職への就職・転職はやめとけと言われています。
1人で作業することがほとんど
研究職への就職・転職はやめとけと言われている3つ目の理由は、1人で作業することが多く、コミュニケーションが少ない職場がほとんどだと言われています。
研究職は基本的に社内で完結する仕事なので、他の研究職の方との交流はほとんどありません。 また研究職は基本的にチームではなく1人で作業することが多いです。
こうしたコミュニケーションがない職場も多いことから研究職の就職・転職はやめとけと言われています。
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研究を打ち切られることもある
研究職への就職・転職はやめとけと言われている4つ目の理由は、結果が出ないと研究を打ち切られてしまうことがあり、全く経験していない分野の研究に回されることもあると言われています。
民間の研究所では、研究で結果を残し企業の利益を生むことを目標に日々研究を重ねます。 研究で思ったように結果を出せないとなったときに、突然研究が打ち切られることもよくあります。
1度研究が打ち切られると、全く経験していない研究の部署に配属され、これまでやってきた研究もすべて無駄になってしまうので結果的にやる気を維持できず退職してしまう人も多いことから、研究職への就職・転職はやめとけと言われています。
就職するのが難しい
研究職への就職・転職はやめとけと言われている5つ目の理由は、研究職は基本的に大学院卒業以上の学歴が必要になることから、研究職に就職するのは難しいとも言われているからです。
研究というものは、特定分野の専門知識が必要不可欠です。 4年生の学部を出ているだけでは知識や経験も浅いと判断されるので、大学院まで進学し卒業することで初めて研究職として働く資格を得ることができます。
ただ大学院への進学も高額な学費が必要になるのと、大学院を卒業したからといって研究職に就職することができるとも限りません。
金銭的にも将来的にも、研究職を目指すことはハイリスクのイメージがあることから、研究職への就職・転職はやめとけと言われています。
転職がしにくい
研究職への就職はやめとけと言われている6つ目の理由は、研究職は転職が難しいと言われています。
研究職は高い専門性が求められるので、特定分野に関してはスペシャリストですが、研究職以外の職種に転職をしたい考えても必要なスキルや経験が身についておらず、不利になってしまうことがよくあります。
1度研究職に入ると、転職が難しいことから研究職への就職はやめとけと言われています。
研究職はやめとけについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
研究職はプレッシャーなどで病む仕事と言われている
研究職は病む仕事だと言われていますがなぜそういった声が出ているのでしょうか。 調べてみると病みやすい原因は以下の理由であることが分かりました。
研究職が病みやすい理由
- 限られた期間内での研究や開発
- 上司からのプレッシャー
- 部下のフォローによる疲労
- 休日も研究の事を考えてしまう
- 心身ともに休むことができない
研究職はいつ研究が打ち切られるか分からないプレッシャーや、研究で試行錯誤を繰り返す毎日に心が疲れてしまい、病んでしまう人がいることが分かりました。
また仕事は基本的に1人で行うので、誰にも相談できず悩みを抱え込んでしまうこともあり、結果的に病んでしまう人も多くいます。
研究職はやむについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
研究職への就職・転職は狭き門?
研究職という仕事は、求人も少なく学歴も必要なことから就職・転職は狭き門と言われています。
実際に研究職の求人を見てみましょう。
応募資格
生命科学系(バイオ、農、理、工学など)専門学校卒業、または同程度以上の経験を有する者。遺伝子組み換え実験を実施した経験がある方を優遇します。自身の専門分野以外の研究や新規な技術開発に対しても意欲的に取り組むことができる方を求めます。 引用:JPEC-IN
応募資格
博士研究員においては,触媒化学,電気化学,光化学,固体物性科学,半導体物理,結晶化学,材料合成化学等の分野から水分解光触媒や半導体光電極の開発に貢献できる方。人工光合成研究に,情熱を持って取り組める方。技術者においては理系の学士以上の学位を有する方で,化学の基本的知識や実験操作を習得している方。 引用:JPEC-IN
応募資格にもある通り、専門的な知識が必要なことから誰でも研究職に就職できるわけではなく、狭き門だということが分かります。


研究職に向いている人の3個の特徴
ここまで研究職はやめとけについてお話をしてきましたが、実際に研究職に向いている人はどのような人なのでしょうか。 研究職に向いている人の特徴は全部で3つあることがわかりました。
研究職に向いている人
- 諦めずに研究を続けれる人
- 物事に熱中し没頭しやすい人
- 1人で黙々と作業できる人
1つずつ詳しく見ていきましょう。
諦めずに研究を続けれる人
研究職に向いている人の1つ目の特徴は、諦めずに研究を続けれる人です。
研究職という仕事はとにかく失敗と挑戦を続け、成功するまで研究を続けます。 失敗を何回しても諦めずに繰り返し研究を行える人でないと、仕事自体が苦痛になってしまうので諦めやすい人などは研究職は避けた方がいいです。
物事に熱中し没頭しやすい人
研究職に向いている人の2つ目の特徴は、興味のあることに熱中し没頭できる人です。 研究職は日々考えて成功まで研究を重ねていく仕事なので、物事に熱中する能力は必要です。
また新しい分野へのチャレンジ精神があると、違う研究所に行くことになっても前向きに研究に取り組むことができるので、当てはまる人は研究職に向いていると言えますね。
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1人で黙々と作業できる人
研究職に向いている人の3つ目の特徴は、研究職は基本的に1人で作業を進めていくため、黙々と作業できる人です。
チームとしてではなく、個人で目の前の問題に取り組み解決していく能力が高い人には研究職は向いていると言えるでしょう。
研究職に向いている人の特徴について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
研究職に向いていない人の3個の特徴
研究職に向いていない人の特徴は全部で3つあることがわかりました。
研究職に向いていない人
- チャレンジ精神がない
- 考えることが嫌い
- 地道な作業が苦手
1つずつ詳しく見ていきましょう。
チャレンジ精神がない
研究職に向いていない人の1つ目の特徴は、チャレンジ精神がない人です。 研究職は前例のないものを開発することが多いので、諦めずに目の前の実験を進めていかなければなりません。
予想外の結果が出ても挑戦を続けなければならないことも多く、日々挑戦を繰り返し行っていく仕事なので、そうした作業が苦手だという人には研究職は難しい仕事になるでしょう。
考えることが嫌い
研究職に向いていない人の2つ目の特徴は、考えることが嫌いな人です。 研究職は指示された内容をそのまま行うだけでなく、自分で調査を行い、考えて仕事を進めていきます。
なぜこのような結果が出たのか、次はどうしたらいいかを深く考え次の研究に繋げていくのが仕事なので、深く考えることが苦手な人や、知識の吸収が苦手な人は研究職は厳しい仕事だと言えます。
地道な作業が苦手
研究職に向いていない人の3つ目の特徴は、地道な作業が苦手な人です。 研究職では、ムダな試行錯誤を防ぐために、特定の分野の論文などから情報を確認し研究を行っていくので、地道な作業も多くある仕事です。
情報収集や論文の確認といった、地道な作業が苦手な人は研究職に向いていないと言えます。
研究職に向いていない人の特徴について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
研究職の年収ランキング(男性、女性)
研究職の年収ランキングについて調べたところ、専門的な職業であることから日本人の平均年収よりも高いことがわかりました。
研究職の年収について3つのデータから詳しく見ていきましょう。
研究職の年収ランキング
- 日本の平均年収との比較
- 業種別研究職年収ランキング
- 企業別研究職年収ランキング
日本の平均年収との比較
国税庁の日本人の平均年収が436万円に対し、研究職の平均年収が530万というデータから、日本人の平均より約100万程度高い給与を貰っていることがわかりました。
専門的な職種であるので給与も高いところが多く、研究職に就職・転職することで高い収入を得れることがわかりました。
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業種別研究職年収ランキング
次は研究職を業種別に見ていきましょう。 厚生労働省のデータによると1番平均年収が高い業種は、自然科学系研究者であることがわかり、食品技術者と比べると2~3倍近く変わってくることがわかりました。
研究職の中で自然科学研究者は、就職の難易度も高いことから相応の年収を貰っていますね。 研究職といっても収入の差があるので、どの分野で研究職として働いていくかが重要になります。
企業別研究職年収ランキング
最後に各企業の年収ランキングについて見ていきましょう。 1位はライオンで約473万円となっており、一度は聞いたことのある大企業が並んでいます。
ちなみにこの企業の年収ランキングは新卒をベースに作られているので、年数を重ねるごとに年収が増えていくと予想されます。

研究職の年収について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。

研究職ってどんな仕事? 狭き門を勝ち抜くための志望動機例も紹介!
研究職への就職・転職はやめとけのまとめ
ここまで研究職への就職・転職はやめとけの理由についてお話をしてきました。
研究職は特定分野の知識と経験が求められる仕事なのでなかなか就職するのが難しいといった理由から、研究職への就職はやめとけと言われていることが分かりました。
ただ研究職という仕事は、自分が興味のある分野を深く研究することができ、世の中のためになる仕事も多く、やりがいも多くある仕事だと思います。
今研究職に就職・転職するか悩んでいる人は、ぜひ勇気を出して挑戦してみてくださいね!
この記事のまとめになります。
研究職に就職はやめとけの理由
- 研究以外の業務も多い
- 特定分野の経験しか積めない
- 1人で作業することがほとんど
- 研究を打ち切られることもある
- 就職するのが難しい
- 転職がしにくい
最後までお読みいただきありがとうございました!
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